パーコール法ブログ|確率から費用まで体験談をまとめました!
こちらの記事では、女の子が欲しい方に向けて、パーコール法の体験談についてまとめています。
- パーコール法をした人が身近にいない
- 女の子ができる確率がどれくらいなのか知りたい
- 実際にかかる費用
などについて詳細をまとめていますので、女の子が欲しくてパーコール法を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
パーコール法とは?
まず、簡単にパーコール法について解説します。
パーコール法とは、人工授精で妊娠を試みる方法です。
男性から採取した精子を女性の膣に注入し、人工的に受精させるというものになります。
パーコール法では、採取した精子をそのまますぐに女性の膣に注入するのではありません。
専用の薬剤を精子に振りかけ、遠心分離器にかけていきます。
そうすることで、重力の重い精子が沈み、軽い精子と分離することができます。
- 女の子の染色体を持つX精子は重力が重く
- 男の子の染色体を持つY精子は重力が軽い
という特徴を利用し、沈んだ精子のみを取り出し、膣に注入していきます。
こうすることで人工的にX精子を取り出して受精させようというものです。
これがパーコール法です。
パーコール法の体験談ブログ
パーコール法が気になっても、なかなかリアルな人間関係の中でパーコール法をした人と出会うことってありませんよね。
万が一いたとしても、相当親しくない限り、パーコール法をしてまで、女の子の妊活をしたということを公言する人はまずいないでしょう。
そこで、ネット上ではありますが、数あるブログを隅々まで読み尽くし、こちらでまとめていますので、抜粋してご紹介します。
パーコール法のブログを探したときにまずぶち当たるのが、
実際にパーコール法をした人の記事にたどり着けない!
たどり着いたとしてもその後、妊娠→性別までが書かれていない
なんてことが非常に多いのです。
その中から、探しに探して、結果までわかっているブログを抜粋しました。
(ご本人の許可がないのでリンク先は載せておりません)
Yさんのブログ
経緯→不妊治療の一環でクリニックに通院。できれば女の子ということでパーコール法を実践。
その後妊娠(何回めかは記載なし)
結果女の子判定をエコーでいただいたそうです。
実際に出産されたところまでは更新されていませんでした。
Kさんのブログ
詳細は書かれていませんが、一人め男の子を授かり、二人目の妊活でパーコール法を実践したそうです。
しかし、結果は男の子だったとのこと。
三人目の妊活をしようと決意されているブログでした。
Hさんのブログ
男の子ママのHさんのブログです。
どうしても二人目は女の子が欲しいということで、パーコール法のできる病院に通院している様子を綴っています。
記事は2012年に書かれたものでした。
記事の内容をまとめると、
- パーコール法での人工授精を8回行った
- 8回行ったけれど、妊娠に至らなかった
というものでした。
記事の更新は、8回目で妊娠できなかったという報告から止まっています。
また、その記事の中では、
パーコール法をやめて、ピンクゼリーでの妊活に切り替えるか悩んでいるという記載もありました。
パーコール法ブログの中で多かった話
パーコール法についてブログに綴っている人の中で多かったのが、
病院に相談に行くも医師に反対された
という声。
反対というよりは、
- パーコール法をしても確率は100%じゃない
- 費用もかかるし妊娠まで時間がかかる人が多い
- 倫理的にも・・・
このような話をされ、必然的に諦める方向に誘導されたというもの。
このような声は非常に多く綴られていました。
ひょっとしたら、診療項目にパーコール法と書かれていても、実際にクリニックに行くと、積極的でないところも多いかもしれませんね。
パーコール法の確率は?
パーコール法の確率は、医師によって言うことが様々です。
多くの場合、60%〜80%と言う医師が多いように思います。
そして、確率を低く言う医師の多くは、パーコール法に積極的でない印象です。
あえて、低めに伝えることで、諦めてもらう方向にもっていくという雰囲気も伺えます。
医師にとってパーコール法を積極的にしたくない理由
文脈から見て取れる想像になりますが、パーコール法での成功率が100%でないのに、高額の費用がかかる点ではないでしょうか。
パーコール法で数十万円単位で、お金を使った人にとって、成功しなかったときの落胆は大きいものです。
100%でないということは、10組いたら、2、3組は男の子を妊娠すると言うことになります。
性別判定の際などのことまで考えると、高いお金と時間をかけ、また女性に多くの負担を追わせてまで積極的に勧めたい治療ではないと言うのもうなずける気がします。
パーコール法の費用は実際いくらかかるもの?
パーコール法は、自由診療ですので、費用はクリニック独自が定めています。
そのため、一律ではありませんが、
1回 40,000円
1回目 10万円 2回目以降 5万円
1回 80,000円
など、クリニックによって幅があります。
こちらの料金は、パーコール法による人工授精にかかる費用になりますので、
- 診察代
- 検査代
- 処方料
などは別途で発生することになります。
また、妊娠できるまで、毎回高額な費用が発生する形になりますので、総額100万円近くかけて実践すると言う人もいます。
パーコール法が禁止されていた背景
パーコール法は1994年に、日本産婦人科学会で禁止が発表されました。
パーコール法で使用するパーコール液には、エンドトキシンという微量の毒素が含まれていたからです。
その後、2006年4月になり、パーコールの安全性に問題がないということで禁止は解かれました。
しかし、それと同時に、研究の結果、X精子とY精子を完全に分離することができないことも発表しています。
日本では、倫理的に産み分け自体推奨されていませんが、100%の方法ではないことを明かしたうえで認められているような形です。
日本産婦人科学会は、希望の性別出なかった場合の人工中絶が行われることを懸念しているそうです。
そのため、ピンクゼリーやグリーンゼリーを販売している産婦人科でも、パーコール法に積極的でないところも多いのが実情です。
パーコール法は男の子を希望する人はできない
パーコール法は、重力の重いX精子を取り出すという特徴から、男の子を希望する人には推奨されない方法になります。
女の子希望の方にのみ、限られたクリニックで行われている方法になります。